羊毛の藍染

北海道十勝の藍染

 

北海道は藍と緬羊の生産地であることから、工房風色は羊毛に適した藍染の追求に取り組んできました。

羊毛を通常の藍染法で染めた場合、藍色素の定着が悪く発色も良くありません。しかも、染液が強アルカリのために羊毛がダメージを受けてしまいます。

工房風色の行う羊毛の藍染法は、清野新之助氏が考案した藍染法を基に、アルカリを低く染色温度を高く、更に、還元の強さと染色時間を調整することにより【羊毛の風合いを損なわずに、かつ、堅牢で十勝の空のような美しい藍色】に染め上げることのできる独自の藍染です。

 

 

 

 

 

*藍染原毛の取り扱いについて

通常、藍で染めたものは色落ちや色移りを防ぐためにソーピングを行いますが、藍染原毛の場合は、風合いを保つために強いソーピングを行なっておりません。

お手数ですが、糸に紡いでから濃いめの中性洗剤で押し洗いを行っていただくようお願い致します。